概要
出力が失敗した際の原因の切り分けなどのために、UV LED およびLCDパネルの動作が正常かを確認したい場合があります。
本ページではその簡易的な確認方法について説明いたします。
手順
- 3D プリンタを起動し、[TOOL]→[LCD TEST]をタップします。
- タッチパネル画面に "Start Exposure..." という表示が出て、正常に動作していればUV LED が点灯し、LCDパネル上には周辺部が遮光状態、中心部が透過状態のパターンが表示されます。
UV LED が点灯せず紫の光が見えない、LCDパネル上にパターンが表示されないという場合には異常が起きてる可能性があります。 - LCDパネル上のパターン表示が正しく表示されているか判断が難しい場合には、[TOOL]→[VAT CLEANING] →[Next]を順にタップして、VAT CLEANING を実行してください。
- VAT CLEANING を実行すると、UV LED が点灯し、LCDパネルは全面が透過状態になります。
この状態とLCD TEST 実行時を比較して、LCD TEST 時に周辺部の遮光が確認できるか確認してください。LCD TEST 時と VATCLEANING時で差異がある場合にはLCDパネルは表示するべきパターンを表示できていることになり、逆に差異が確認できない場合にはLCDパネルは正常にパターンを表示できていないことになります。 - 正常にパターンが表示できている場合にはLCD TEST 実行後しばらく15秒程度パネル面を観察し、パターンがちらつく、たまに線が入るなどの異常が見られないか確認してください。特に異常が見つからない場合には UV LED および LCDパネルは正常に動作していると判断できます。
補足
何らかの異常が見られる場合や異常かどうかの判断が難しい場合には
- お客様のお名前
- 製品名
- 確認した異常や判断して欲しい事項の内容
- その他必要と思われる事項
を記載の上、右上の[リクエストを送信]からご連絡ください。なお、3については異常などを記録した写真や動画があるとスムーズに進む場合がございますので可能な範囲でご提供ください。(動画などデータ量が多いものについてはクラウドストレージにアップロードしURLを共有いただくかファイル便などのサービスをご利用ください)