本ページについて

LCDパネルの寿命、LCDパネルを破損した場合など、LCDパネルの交換が必要になる場合があります。
本ページではそういった場合に、ユーザー様ご自身でLCDパネルを交換される際の手順を説明いたします。

注意

ユーザー様ご自身でLCDパネル交換作業を行い、その作業過程において本体またはLCDパネルの破損した場合については弊社ではそれらの破損などについては補償致しません。作業に不安がある場合には弊社で有償で代行することもできますので、サポート窓口までご連絡ください。

準備

下記のものをご用意ください。

基板やLCDパネルを固定するためのビニルテープ
LCDパネルを仮固定するためのマスキングテープ
ネジを外すための六角レンチ
交換するLCDパネル

手順

本体を逆さまにして、底面のねじ止めを外した後、底面の蓋を取り外します。
テープで固定されてる中継基板がありますのでテープを取り外した後、中継基板とLCDパネルのフレキシブルケーブルの接続を外します。
本体筐体を通常通りに置き（LCDパネルが上に来るような位置におき）、LCDパネル周辺を固定しているテープを取ります。
元々取り付けられていたLCDパネルを取り外し、新しいLCDパネルを取り付けます。
LCDパネルをマスキングテープで仮固定します。
中継基板と新しいLCDパネルのフレキシブルケーブルを接続します。なお、このとき、フレキシブルケーブルと中継基板がしっかりと接続されていないと正常にLCDパネルが動作しません。のちの動作確認でLCDパネルが正常に動作しなかった場合にはここの接続を再確認してください。
底面の蓋を閉じ、ねじ止めをします。
LCDパネルにビニルテープで目張りをし、固定します。
固定が終わったら、LCD Test などを行って、動作確認を行なってください。

以上でLCDパネルの交換手順は終了です。

*なお、上記手順の7,8 を行う前に、LCDパネルが正しく取り付けられ、正常に機能しているかを確認するために、本体を起動しLCD Test などを実行しても良いです。
目張りをする前にLCD Test などを実行する場合にはLCDパネルの隙間から紫色の光がもれ眩しいですので隙間に物を置いて光を遮蔽するか、405nm 周辺の光をカットするようなブルーライトカット・紫外線対策の保護メガネなどを利用してください。