本ページについて
光造形タイプの3Dプリンタはレジンを紫外線で硬化させることにより、造形を行います。
その仕組み上、その3Dプリンタで使用可能なレジンを使う必要があります。
本ページではあるレジンを、ある3Dプリンタで使用可能かどうかをどのように判断したらいいかについて説明します。
基本的な考え方について
ある特定のレジンが、ある特定の3Dプリンタで利用できるかどうかは、そのレジンが硬化する紫外線の波長と、3Dプリンタが発する紫外線の波長が一致しているかどうかによります。
例えば、ご利用になるレジンが405nm の波長の紫外線で硬化するように作られてる場合、このレジンは405nm の紫外線を出す3Dプリンタでご利用いただけるのが基本です。
一方、レジンが384nm の紫外線で硬化するように設計されているのであれば、そのレジンは405nmの3Dプリンタではご利用いただけません。
レジンと3Dプリンタ両方が弊社で取り扱っている物の場合
2022年5月時点においては、過去にSK本舗で販売した光造形タイプの3Dプリンタはすべて405nm の波長の紫外線が最も強く出るように設計されたものです。
またSK本舗が販売している3Dプリンタ用のレジンも全て405nmで硬化するように設計されたものです。
そのため、弊社が販売している全ての3Dプリンタ用レジンは、弊社が販売している全ての光造形タイプの3Dプリンタで利用可能です(クラフトレジンは3Dプリンタでは利用できません)。
弊社で取り扱っていないレジンまたは3Dプリンタを使用する場合
弊社で取り扱っていないレジンであっても、そのレジンが405nmの波長の紫外線で硬化するように設計されたレジンであれば、弊社が販売する3Dプリンタでご利用いただけます。
また、弊社が取り扱っていない3Dプリンタであっても、その3Dプリンタが405nm の波長を出す設計になっていれば、弊社のレジンをご利用いただけるのが基本です。(注意1参照)
弊社が取り扱っていない製品については、詳細はわかりかねますので、そのレジンや3Dプリンタが対象としている紫外線の波長の確認は販売元にお願いいたします。
(注意1)
上記のように、基本的にはレジンと3Dプリンタの紫外線の波長があってるかどうかで使用の可否が決まります。しかし、3Dプリンタによってはそもそも特定のレジン以外は使わせない機能が備わっている場合もあります。弊社製品ではない3Dプリンタについてはそのような機能の有無はわかりませんので、事前にご購入元にご確認ください。