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ChituboxやFirmware3D などのスライサーソフトで作成したデータを、3Dプリンタで出力しようとした際、3Dプリンタ上に「解像度が異なります」「Different resolution with projector 」等のように、解像度が一致しないことを知らせるエラーが出る場合があります(エラーメッセージの具体的な文面は機種により異なります)。
本ページではこのエラーの原因や対処方法について説明します。
エラーについて
概要
2022年1月現在、SK本舗が取り扱っている光造形タイプの3DプリンタはすべてLCDパネルを搭載したタイプの機種になります。
LCDパネルには解像度という概念があり、解像度の高低により表示できる画像の細かさが変わります。この解像度はLCDパネルの種類ごとにことなります。
一方、Chituboxなどのスライサーソフトは、指定された3Dプリンタが搭載しているLCDパネルの解像度に合わせてデータを作成します。
3Dプリンタが印刷を開始する際には、最初にChituboxが作成したデータが前提としている解像度が、プリンタ本体に搭載されるLCDパネルの解像度と同じかをチェックします。
このチェックの際に両者の解像度が一致しない場合には、エラーを発します。
原因と対処
では、なぜ解像度の不一致が生じるのかについてですが、ほとんど全ての場合Chituboxなどのスライサーソフトでスライスを行う際に間違った3Dプリンタを指定していることが原因です。
3Dプリンタには似た名前のものが多く取り違えが非常に多いです。
例えば、Shuffle XLとShuffle、Sonic Mini 4K とSonic Mini 8K 、Mars 3 と Mars 3 Pro など似た名前の機種は取り違えやすいです。
ご自身がご利用になる機種が選択されているか改めて確認してください。
またご自身でスライサーソフト上でプリンタの解像度を変更したことがある場合には、解像度を元に戻すか、再度ご利用のプリンタをスライサーソフト上に新規登録するかして、解像度を元の状態に戻してください。
Chituboxの場合
こちらの記載を参考にご自身が使おうとしている3Dプリンタを選択するようにしてください。
Formware3Dの場合
こちらを記載を参考にご自身が使おうとしている3Dプリンタを選択するようにしてください。