本ページについて
Sonic XL 4K 2022 にはヒータが搭載されており、ヒータをONにすることにより一定の温度の温風を発生させることができます。本ページではこのヒータについて使い方や意義などを説明します。
注意
ヒータがONになっている時やヒータをOFFにしてから十分時間がたっていない間は、ヒータを直接触らないでください。やけどの恐れがあります。
ヒータが機能しているか確認したい場合にはヒータの10cm以上、上方に手をかざし温風を感じるかどうかで確認してください。
ヒータの必要性について
一般的にレジンは低温下で粘性を増す傾向があります。粘性が増すとフィルムからの剥離がスムーズにいかず、剥離に通常より大きい力が必要になり、プラットフォームから出力物が脱落するなど出力の失敗の要因となります。
温度を一定に保つことで低温がもたらす不都合を避けるための方策としてヒータが有用となります。
Sonic XL 4K 2022におけるヒータ
概要
Sonic XL 4K 2022では、Z軸の正面向かって右側にヒータが設置されています。
このヒータは後述の方法でONにすると、上方に向かって温風を送ります。
ヒータが動作しているか確認する場合には、ヒータの上方10cm程度に手をかざし、温風を感じるかを確認してください。なお、火傷に注意し、極力ヒーター自体には触れないようにしてください。
温度について
Sonic XL 4K 2022では30度と35度を選択できます。
ヒータの使い方
- タッチパネルの[HEATER]をタッチします。
- [ON]をタッチします。ヒータがONになると、"Heater is turn on!" という画面が表示されるので、[OK]をタッチします。
- 温度は初期設定では30度になっています。必要に応じて35度を選択することもできます。温度を変更したいときは、画面下部のボタンを押して変更します。
- ヒータをつけたまま印刷を行う場合には、矢印のアイコンをタッチして、ホーム画面に戻り印刷などの操作を行います。
- 印刷が終わるなどしてヒータをつける必要がなくなったら、再度ヒータの画面に入り、[OFF]をタッチします。[OFF]をタッチすると、"Heater is turn off !" というメッセージが出て、ヒータ停止します。
- ヒータが停止したことを確認したら、[OK]をタッチします。その後矢印のアイコンをタッチしてホーム画面に戻ります。
以上がヒータの使い方となります。