概要
いいえ、stl ファイルそのものを出力することはできません。
しかし、stl ファイルに「スライス」と呼ばれる処理をかけることにより、出力が可能になります。
スライスについて
stl ファイルは3Dで表現された物体のデータとなりますが、stlファイルのままでは3Dプリンタは出力をすることができません。
3Dプリンタはその仕組み上、出力する物体を上から下まで一層ずつ出力し、積み重ねることで、意図した形状を作り上げます。
そのため、3Dプリンタで出力するためには出力したい物体全体を輪切りにし、その全ての層の形状を保存したデータが必要になります。
stl ファイルなどから上述のような輪切りのデータを作成する処理のことを「スライス」と呼称します。
スライサーソフトについて
スライスは、スライサーソフトを利用することで行うことができます。
スライサーソフトにはいくつか種類がございますが、弊社のユーザー様は主に下記の2つのどちらかをご利用になられています。
- Chitubox ( 無料版あり)
- Formware3D(30日間の試用期間あり。その後は有料)
スライサーソフトの比較についてはこちらの動画をご参照ください。
また各スライサーソフトの基本的な使い方については下記の動画もご参考になるかと存じます。