本ページについて
3Dプリンタをご利用になるうえでは、3Dプリンタおよびその付属品以外にも必要なものがあります。
本ページではそういったものをいくつか例示します。必要なものをそろえる際の参考としてください。
必須なもの、あったほうがいいもの
- レジン
レジンは本体に付属しておりませんので、別途ご購入ください。
どのレジンを使うべきかお悩みの場合にはこちらの動画などをご参考にしてください。 - アルコールやレジン洗浄液
出力後に出力物を洗浄したり、レジンが付着したVATの洗浄などに利用します。
アルコールをご利用の場合にはエタノールやIPAを利用するケースが多いです。ただし、IPAはその使用方法や廃棄方法に法的な規制があります。ご利用になる場合には取扱いに関する情報を事前によく調べてから使用してください。
レジンの洗浄についてはこちらの動画もご参照ください。
レジン洗浄液については弊社でも取り扱っております。
ただし、水洗いレジンについては水で洗浄できますので、水洗いレジンのみをご利用になる場合には不要です。
なお、水洗いレジンの洗浄に水でなくアルコールを使うことも問題ありません - 3ピンタイプに対応した電源タップもしくは3ピン→2ピンの変換コネクタ
3Dプリンタ付属の電源ケーブルはアース極付きの3ピンタイプが多いです。ご利用になる環境に3ピンタイプの電源ケーブルを指すコンセントがない場合には事前にご用意ください。
詳細についてはこちらもご参照ください。 - PC
3Dプリンタで出力をするためのデータの作成に使用します。 - ニトリル手袋・ゴム手袋など
レジンに素手で触れると、痒みが生じたりレジンが原因のアレルギーを発症する場合があります。
直接レジンに触らないように手袋をされることをお勧めいたします。市販のものをご利用ください。一般の薬局や通販サイトでなどでご購入いただけます。 - キッチンペーパーもしくはティッシュペーパー
レジンを拭き取ったりする際に利用します。市販のものをご利用ください。 - ブラシと洗浄機
出力の完了後、出力物に付着した未硬化のレジンを洗い流す必要があります。
その際に歯ブラシなどのブラシがあると便利です。また洗浄機の中に入れて洗浄する方法も有効です。
洗浄機については弊社でも取り扱いがございます。 - 二次硬化機
出力の完了後、重ねて紫外線を照射する二次硬化という工程が必要になる場合があります。
表面あるいは表面より下層に硬化が十分でないレジンがあると品質に影響する場合がありますので、二次硬化機で二次硬化を行うことを推奨いたします。
二次硬化機については弊社でも取り扱いがございます。 - 市販のスクレイパー(へら)
スクレイパーについては付属しておりますが、市販のより使いやすいものを別途購入いただくとプラットフォームから出力物を剥がすのに便利な場合があります。
スクレイパーについてはこちらもご参照ください。 - USBメモリ
データをPCから3Dプリンタに移す時に利用します。
USBメモリーによっては3Dプリンタと相性が悪く利用できない場合も散見されます。
弊社で使っているUSBメモリーについてはこちらをご参照ください。
なくてもよいがあると便利なもの
- レジンVATの予備のネジと、ネジを外すための工具
レジンVATは使用を繰り返すとフィルムが劣化していくため、そのうちにフィルムを交換する必要性が生じます。フィルムの交換の際にはレジンVATのネジを外すことが必要になりますが、レジンVATからレジンが漏れないように固くしまっていることや、レジンがネジ周りに固着してネジが取れなくなるということがあります。
そういった場合にはこちらのページで紹介しているネジをなめてしまったときに使う工具(ネジモグラなど)を利用するとスムーズにネジを取り外せます。ネジモグラなどを利用して取り外したネジは再利用できないため、予備のネジの購入もおすすめいたします。 - 受け皿になるもの
出力後、出力物がついたプラットフォームを作業場や水場まで移動させることがあります。
出力の終了後にはプラットフォームにレジンがついており、それが流れ落ちます。
レジンが床や家具などについてしまわないように、その受け皿となるものがあると便利です。
例えば、ステンレス製のトレーやボウルなどが典型的です。
3Dプリンタの導入当初は不要だが、のちに必要になるもの
- レジンVATの交換用フィルム
レジンVATのフィルムは消耗品です。出力を繰り返すごとに傷などがつき徐々に品質が落ちてきます。品質が落ちると、出力が失敗しやすくなります。
交換用フィルムについては弊社で取り扱いがございます。
交換方法については機種によって若干異なりますが、こちらの動画などが参考になります。