本ページについて
Sonic XL 4K 2022 では従来のSonic XL 4K(以下、Sonic XL 4K 通常版) といくつか変更点がございます。
本ページではそのうち主だったものを紹介させていただきます。
相違点について
ファンとヒーターの設置
Sonic XL 4K 2022 ではファンとヒーターが設置されました。これにより、温められた空気が循環するようになり出力中のプリンタ内の温度を一定に維持することができます。
低温環境下ではレジンの粘性が増すなど温度変化が出力に影響を与えてきましたが、この変更により出力中の温度を安定させ出力失敗の原因を減らすことができます。
ヒーターの使い方についてはこちらをご参照ください。
ソフトクローズ機能の搭載
Sonic XL 4K 2022 ではフロントカバーが勢いよく閉まらないようにドアダンパーを設置し、フロントカバーがゆっくりと閉まるような機構を備えてます。これにより開閉時のトラブルを避けることができます。
出力可能サイズの向上
Sonic XL 4K 2022 ではLCDパネルサイズが若干大きくなり、その結果出力可能サイズが向上しました。
Sonic XL 4K 2022 | 20(幅) x 12.5(奥行) x 20(高さ)cm |
Sonic XL 4K 通常版 | 19(幅) x 12(奥行) x 20(高さ)cm |
操作UIの刷新
Sonic XL 4K 2022では操作UIが刷新されました。
本体操作でのレジンプロファイルの変更可能項目の拡充
Sonic XL 4K 通常版でも本体操作によるレジンプロファイルの変更は可能でしたが、本体操作で変更可能なものは
- 初期層の枚数
- 初期層の露光時間
- 一般層の露光時間
に限られていました。
これに対して、Sonic XL 4K 2022 ではレジンプロファイルすべての項目を変更可能になっています。
Sonic XL 4K 2022 でのレジンプロファイルの変更方法についてはこちらをご参照ください。
起動時のリフトの動作について
Sonic XL 4K 通常版では起動時にリフトが動作することはありませんでした。
これに対してSonic XL 4K 2022 では起動時に自動でリフトが最上部まで上昇する仕様になっています。
なお、これは単に起動後の動作に差異があるというのみであり、これによる性能上の変化はありません。
印刷の再開機能
Sonic XL 4K 2022 には出力中に停電が起きて電源が落ちてしまった場合でも、電源が落ちた時点から印刷を再開できる機能があります。詳細はこちらをご参照ください。